「セローで東北帰省キャンプツーリング」前編 奥只見 銀山平キャンプ場でグルキャン満喫からの、にかほ市の幕営地へ。。。日没に間に合うのか???
みなさま、こんにちは。
前回の公式ブログをうけて出先から
公式ツイッターでほぼリアルタイム発信していたので
すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私、ラフ広報 セキネ、
この夏は日本海周りで青森の実家へ
「セローで東北帰省キャンプツーリング」
しておりました♪
当ブログでは
その時ツイッターでお伝えしきれなかったところを
もう少し詳しく日記形式でお伝えしていきます。
初日のグループキャンプの様子は
横浜店店長 高山のブログ もご覧ください。
前、中、後編の全3回を予定しておりますので
お付き合いのほど、よろしくお願いします m(_ _ )m
◆東北帰省キャンプツー1日目 8月11日(日)◆
数日前に発生してやや西寄りに進路をとった
台風10号の影響を心配しつつ、
朝7時ちょい過ぎに鎌倉の自宅を出発。
今日の幕営地は新潟県魚沼市の奥只見 銀山平キャンプ場。
例によっていつものようにラフロキャンプ部(通称スナフキン部)の活動は
途中合流せずに 「現地付近で集合」 が基本。
メンバーの中には予約も取らず飛び込みが基本、というツワモノもいますが
心配性な私はもちろん、フリーサイト予約済です(汗)
久々のロングキャンプツーにハヤる心をなだめつつ
圏央道の西の端、茅ヶ崎JCT手前の藤沢バイパスより高速へイン。
晴れていれば左手に富士山が見え、さらにテンションが上がるものの
その日はうす曇りで富士山は見えず。
とはいえ目指す関越道方面は晴れ間が期待できるため
粛々とアクセルを一定開度に保ちながら前進…
途中、中央道合流の八王子JCTあたりで
けっこうな渋滞にハマりそこは慌てず騒がずやり過ごしたのですが
その先の関越道合流地点も渋滞していたのには
出発をもっと早めればよかったと軽く後悔(涙)
たまらず上里SAで小休止。
熱中症が怖いので水分はコマメに補給します。
一緒に北上するバイクもまだまだ多いですね~♪
トリッカー時代にはタンクが小さく120㎞走ったら不安で
関越道に入ってすぐの高坂SAで必ず一回目の給油でした。
セローは250㎞くらいまでは余裕で、今回はだいぶ先の赤城高原SAで初給油でした♪
バイクもけっこう走っているのですが皆さん荷物をほとんど積んでいません。
おそらく日帰りツーを楽しんでいる、といった感じですかね。
沼田ICを過ぎるとバイクはグッと減ります。
ここから皆さん日光や草津方面へ行かれるのでしょうか。
給油後は引き続き関越道をどんどん北上し、
長い長い関越トンネルを抜け新潟に入ると
GALA湯沢などのスキーリゾートを横目に見ながら
山間部から平野部へと一気に下っていきます。
南魚沼市に入るとあたりは一面の水田地帯、
「義と愛の武将、直江兼続の生誕地」 という看板や
「雪国まいたけ工場」 などを左に見つつ
改めて「新潟の夏ってそういえば暑かった!」ということを再認識。
大和PAにて、水分だけではなく塩分補給をせねば。。と
途中で見てきた「雪国まいたけ」に影響されつつ
「雪国まいたけ天ぷらそば」 を注文。
暑いときに食べる熱いソバもなかなかアリでした♪
食後、すぐ次の小出ICで関越道を降り、
そこからの峠道に備え二度目の給油とキャンプの買い出しへ。
このあたりで今日の他のメンバーの動向が気になりLINEやら電話するも
みな、気ままなスナフキンたちなのでもちろん連絡はつきません(爆)
買い出しを終え、峠道へ曲がる直前で
Ninja1000の物流部 K君 と SV650Sの営業部 Sさん とすれ違いましたが
峠走行のペースがセローとは違うので先行して現地へ向かうことに。
空は快晴、これぞ 「ニッポンの正しい夏」 というような風景♪
これから始まる夏休みに胸がワクワクです。
そこからバイクは奥只見シルバーラインを通れないので
352号のつづら折れワインディングを約15キロほどクネクネと堪能。
ちなみに352号はそれほど道幅があるわけではないのですが
ハイカーやチャリダー、対向車もそこそこあるので通行の際は要注意で。
麓の小出市街から撮影しながら約40分後、
15時半ごろ今日の幕営地 銀山平キャンプ場 に到着♪
奥に見える谷あいには万年雪も見えます。
受付をすませ、数カ所に広がるフリーサイトの中から
ファミリーキャンパーの少ない川沿いのサイトをセレクト。
テントの前室から絶景独り占めです♡
暑い一日、約300kmの高速、峠道走行の足元を
タフに快適にささえてくれたのは発売されたばかりの
バイクに普段使いにと大活躍のアイテム♪
サイド部分に大きくメッシュ部分を確保することで
走りながら常にフレッシュな靴内環境を維持します。
シッカリとしたメッシュ素材を使っているので
メッシュシューズにありがちなヤワな頼りなさもなく、
汗かきな自分としては季節問わず使いたいと思う1足です。
16時半ごろ、本日のメンバー全員が無事合流。
WR250Rの横浜店 高山店長 はなぜか
石だらけの河原にタープでベース基地作成中(笑)↓
ひとり川の中で涼んでいたのですが、みんなのテント設営を待ちきれず
川の水でよく冷えたご当地ビールでフライング乾杯!
ほどなくして高山ベースも完成、乾杯&お疲れさまです!
18時ごろ敷地内の温泉「かもしかの湯」から戻り
買い出ししたお気に入りの食材を各自調理…
その日は豚バラのカレー煮を作ったのですが
残念ながら調理したモノを撮影する余裕が昔からなく
ウマいものは出来たそばからすぐに胃の中へ。
このあたり、Z馬鹿の佐々木君を見習わなくては(汗)
普段からヒトリキャンプで
コンパクトな荷造りを心がけている自分としては
ヘッドランプやランタンは持たず、日没までに調理、食事を終わらせます。
日没後は集めた流木や小枝類を細かくカットしながら
軽めの酒をチビチビ飲みつつ
コントロールできる範囲の大きさで焚火を楽しみます。
その際に必要なのは30年以上愛用している
そしてアルミトレイと自作火吹き棒。
その夜は高山店長のモーラーナイフ談義やクセの強い子供のころの話、
それに負けないぐらいアクの強かったK君の学生時代の話などで盛り上がり
空にはきれいな月が出て、いつもより長く焚き火を楽しみました。
◆東北帰省キャンプツー2日目 8月12日(月)◆
翌朝 5時 少し前。
すぐそばの奥只見湖から幻想的な朝もやが立ち上っています。
高山店長がシュラフやらシートやらを干し始める音で目覚めました。
今日も暑くなりそうです。
各メンバーは自分のペースで撤収作業をすすめ
次の自分たちの目的に向かって現地解散。
この日は新潟、山形をこえ秋田のにかほ市まで約320㎞北上予定の私、
みんなよりひと足早く、まぶしい朝日のなか出発。
厳しい日差しを避けるため今回のツーリングで着用したのは
個人的にはダイアゴナルシルバーがお気に入りです♪
このメッシュパーカーは胸ポケットや肩、脇部分に
同じ柄の生地を使ったハイブリットタイプメッシュジャケット。
使い勝手のいい胸ポケットには高速券や
よく使うカード類など入れました。
そして秀逸なのが襟部分の裏側に
吸汗速乾クールマックス(黒いメッシュ素材)を使用し、
襟のエッジ部分を肌あたりの良いネオプレンで巻いてあること。
汗もすぐに乾き、夏の日焼けした肌にメッシュ生地の硬い部分が直接あたるのを緩和する…
細かい事ですがこういう 「気配り」 が実際使ってみるとありがたい♪
ライダーが感じるこういう余計なストレスを減らすことが
長く使える旅具としての条件ですよね。
みなに別れを告げ
ひとりでさわやかな朝の峠を下山しつつ、
途中からの絶景をツイート拡散。
今回ほぼリアルタイム発信していて気が付いたのは
WIFIがないところからの画像発信は携帯の電池消耗が激しいということ。
なにをいまさら、というかもしれませんが
普段なら丸2日くらいは電池が持つような私、
もちろんモバイルバッテリーなど持ち合わせておらず、
この旅で携帯の電源確保が必須ということを初めて認識。
実は下山途中に電池がゼロになり途中の
公園事務所で30%まで充電させてもらうため30分ちかく無駄にステイ。
その間にK君やらSさんに追い抜かれ(←この人たち、もちろん私に気付かない。。)
平野部まで下りて来て新潟県を縦断中も常に電池残量を気にしていました(爆)
意図せずしてまるで出川哲郎の充電旅状態です(汗)
そんな時に限っていい景色が続いたりして。。(悩)
お昼ごろ、たまらず新潟駅方面へ行き
ちょっと良さげなカフェで充電させてもらいつつランチタイム。
ここでまた2時間近く無駄な時間を過ごした後、
フル充電されて復活した私、やっとの思いで7号バイパスへ復帰し北上開始。
道の駅の発祥の地といわれる
新潟市の端っこ道の駅 豊栄についた時には
すでに14時半を回っていました(汗)
しかし、新潟県は本当に長い県。
いつまで走ってもずっと続きます。。
しかも7号線は思ったより内陸を通っていていまだに日本海ともご対面していません。
山形との県境、
村上市勝木あたりでやっと日本海が見えました!
沖合にはうっすら粟島が見えます♪
そのとき時刻はすでに16時。
果たして私、これから山形を抜け、
日没予定時刻 (18時39分) までに本日の幕営目的地、
秋田県にかほ市の飛びのくずれキャンプ場まで行けるのでしょうか !?
中編につづく・・・