企画開発者のひとりごと

2019年 08月 26日 (月)

「セローで東北帰省キャンプツーリング」後編 地元「さんのへ」11ぴきのねこ探しと南蔵王の雲上キャンプ場、台風の雨に捕まった最終移動日の巻

 

みなさま、こんにちは。

帰省キャンプツーから帰り10日ほどたちましたが

いまだちょっと休みボケ? なラフ広報 セキネ です(汗)

 

今回はその帰省旅の前編中編とつづいた最終回となります。

それでは、お付き合いよろしくお願いします。

 

 

◆東北帰省キャンプツー4日目 8月14日(水)◆

 

東北の太平洋側特有のヤマセの影響もあり

朝から涼しい気候のなか

ひさびさに 「布団」 でぐっすり眠れた実家滞在。

 

遠望するは地元のアイコン、名久井岳

01 10時 名久井岳

独身時代以来、約17年ぶり?のバイク帰省、

せっかくなので給油がてら地元「三戸町」の散策をしました。

 

町の公式HPのリンク先にもあるとおり三戸町は

絵本作家 馬場のぼる さんの生誕地で

代表作の「11ぴきのねこ」シリーズを町興しのシンボルとしています。

 

近年町のアチコチに ねこたちの石像 が増えているので

いったいどれくらいあるのかセローで実走し調べてみました。

 

まずは馬場のぼるさんの生家付近にいるリーダーのとらねこ大将。

02 10時 とらねこ大将

 

そして病院前のトンボねこ。

03 10時 トンボ

 

小学校前の挨拶ねこ。

04 10時 学校前

 

町役場前のおもてなしねこ。

05 10時半 おもてなし

 

バス停でバスを待つ読書ねこ。

06 10時半 バス停

ちなみに読んでる本の中身は…サカナ(笑)

06 10時半 バス停2

 

そして商工会の前のにっこりねこ。

07 11時 商工会前

 

別の公園にあるのは登場キャラ、馬のあおさんと話すねこ

地元の子供たちに人気です(笑)

 

図書館前でねそべってさかなの本を読むねこ。

09 11時 図書館前

 

そして道の駅さんのへでたい焼きをたべるねこ。

10 前日 道の駅

 

2019年8月現在 9 体あり、残り2体も今年度中に追加登場予定だとか。

 

また、エリア内を走る南部バスのなかにはレアな11ぴきねこのバスも。

見たり、乗れたりしたらちょっとラッキーな気分に♪

11 去年 ねこバス

お近くの方やマニアックなねこ好きの方は是非ねこ探しにいらいしてください♡

 

そして、歴史・戦国時代マニアの方にも

ここ三戸は南部藩発祥の地とされ、ゆかりの名所が多数あります。

↓昭文社 ツーリングマップルR 2019年版 東北より

ツーリングマップルR 2019東北

その代表格は盆地状の町のど真ん中にそびえる天然の要塞であった三戸城址

歴史的にも重要なところですが、春、GWごろの桜は見応えありです。

12 三戸城

12 三戸城2

12 三戸城3

 

その他、この地域のソウルフードである串餅」や「きんか餅も地元でしか食べられないので

メジャーな南部せんべいに負けず劣らずおススメです♪

13 串餅&きんか餅

 

その日は地元の友人にあったり

家族とゆっくりとおいしい夕飯をたべ、翌日の出発に備えました。

それにしても、実家に帰ると涼しくて

いくらでも寝れちゃうのはなぜでしょう。。?

 

 

◆東北帰省キャンプツー5日目 8月15日(木)◆

 

実家に2泊の駆け足滞在の後、

「セローで東北帰省キャンプツー」も復路スタート!

 

直線距離で片道約750㎞あるためなのか

都会時間と田舎時間はいろいろ違うと思っています。

そしてこの長い移動時間が昔から、自分的には

田舎モードから都会モードへ戻る通過儀礼のように感じていました。

気持ち的には地方から都会へ 「勝負」 に行くというカンジです。

 

三戸を出るといつもは最寄りの

八戸自動車道一戸ICからすぐに高速に乗るのですが

せっかくのバイク、しかもその日は320㎞程度の移動なので

岩手県の盛岡手前までは一般道の4号線で南下します。

 

こちらは「戸めぐりツーリング&フォトコン」でもおなじみの

二戸市、男神岩付近。

01 10時半 二戸男神岩

 

お隣の岩手県は多くの政治家、そして歌人を輩出しています。

旧渋民村出身の石川啄木、花巻の宮沢賢治などなど。

関連施設を巡るのもまた楽しいツーリングかと思います♪

02 12時 渋民村啄木記念館

 

そして、岩手県もまた広いのでモタモタしていると

どんどん時間が無くなります(汗)

お昼ごろ実家から約100㎞、

盛岡の手前の滝沢ICより東北道に入ります。

03 12時半 滝沢PA

雲行きは怪しいですが、まだ何とか台風の影響も受けず、

奇跡的に? 雨知らずでここまで旅しています。

 

何とか岩手県を走り切り、宮城県に入ると気温がグッと高くなります。

セミの声も復活して、涼しかった青森が懐かしく感じます。。

そして大都会の仙台を過ぎ、16時過ぎに白石ICで一般道へ。

04 16時半 白石市

ご覧のようにやって来た方向は快晴!

ですが今むかっている本日の幕営地、南蔵王のグリーンパーク不忘

どうやら雲の中のようです…

 

土地勘のないエリアや時間が押している時ほど

買い出しはなるべく早めに済ませるべし

 

今回はこのキャンプの鉄則をすっかり忘れ、

宮城県ぐらい都会だったら途中の温泉街でも買い出しできるでしょう!

と油断していました。。

 

田園地帯を抜け山岳地帯との境目にあった鎌先温泉

古くから切り傷に効くことで有名な温泉街ではあるものの

買い出しには適しておらず、そこから寂しい山道を

夕闇迫るなか約20分以上はしり幕営地に到着。。

 

キャンプ場の受付のおじさんに聞くと

やはり白石市に片道30分かけて戻るしか

買い出しは出来ないようで(爆)

 

大急ぎでテントサイトを決定し、

今回の帰省で親父にもらった25年以上前の

ダンロップの伝説のテント R207 を超ハヤワザで組み立て

往復1時間かけて白石市に買い出しに戻ったのは言うまでもありません(涙)

05 17時 GP不忘サイト

 

サイト自体は高原にあることと雲の上にあるので非常に涼しく

貸切シャワースペースなどでは携帯充電も出来るため

買い出ししてさえいれば(←自分が悪いんですが)

静かに引きこもれるのでなかなか快適なキャンプ場でした♪

06 21時半 GP不忘月夜

寝る前には曇っていた空の晴れ間から月が見えました。

静かで幻想的な雰囲気の中ゆっくり眠れました…

 

 

◆東北帰省キャンプツー6日目 8月16日(金)◆

 

07 5時 サンライズ!

この帰省キャンツーも最終日の朝5時。

見事な朝日が木々の間から見えます。

山間部でキャンプしているとわかってくるのですが

 

「朝焼けがキレイな日ほど天気は下り坂になる」

 

実際、テント撤収し6時ごろ出発するときには雲がそこかしこから発生…

こうなったら雨が降る前に少しでも先へ急ぎましょう。

08 6時 しゅっぱーつ

 

前日同様30分かけて白石ICまでもどり、東北道に乗ります。

7時、福島県にはいり国見SAで

そろそろ雲行きが怪しいので一旦朝ソバタイム。

山菜そばが朝からあったかくておいし~

09 7時 国見SA

食後、外に出ると雨がポツポツ…

ついに雨雲に捕まりましたね。

 

慌てず騒がず、バッグパックから

RR5232 コンパクトレインスーツ を取り出し装着。

今回はメッシュジャケットとおそろいの新色ダイアゴナルシルバーを

新調してきましたので雨でも余裕です♪ フフッ…

が、しかしそこから福島を過ぎ、栃木に入り、

群馬に入っても雨は止みませんでした。

 

関東圏にはいるとバイクがグンと増えます。

皆さん雨なのでコマメに休みを取っているようでした。

10 8時 東北道はずっと雨

新品レインスーツのおかげで快適なのですが

天気が悪いと気分的に多少滅入ります。

 

人気の羽生PAも雨で人出がまばらでした。。

11 11時 羽生PA

 

埼玉県の東北道最後のSA、

蓮田SAは7月末に移転オープンしキレイになっていました。

ちょうどここで雨雲を抜けたのでレインスーツをしまい、

身軽になって最後の首都高湾岸線へ。

 

13時ちょっと前、ホームタウンでもある横浜、大黒PAに到着。

12 13時 大黒PA

 

14時過ぎに鎌倉の自宅に無事到着し

全行程約1620㎞、6日にわたる

セローで東北帰省キャンプツーリング

が終了しました。

 

最後に、この場を借りてツイッターに いいね! や

レスをいただいたみなさまへお礼申し上げます。

 

 

今後とも引き続きラフロツーリング部キャンプ部

各種イベント現場からもリアルタイム発信していきますのでお楽しみに♪

 

Go-for-ride

 

以上、つい先日たまらずキャンプ場でも使えそうな

LEDライト付モバイルバッテリーを入手した

ラフ広報 セキネ がお伝えしました。

 

 

 

 

2019年 08月 24日 (土)

「 セローで東北帰省 キャンプツーリング 」中編 にかほの幕営地で見た絶景と、秋田の道端で出会ったババヘラ名人 青森の実家到着で往路完結の巻 

 

みなさま、こんにちは。

 

ひさびさのロングツーの興奮につい長くなってしまった

「セローで東北帰省キャンプツー・前編」

からの続きをお伝えするのは私、ラフ広報 セキネ です。

今回も少し長くなりますのでよろしくお願いします…

 

 

前回は7号線をひたすら走り続け、

県境でなんとか日本海沿いに出たところで終了しました。

06 16時 やっと日本海、まだ新潟!

太陽が西に傾きはじめ16時を回ったころ、やっと山形県入り。

ここから先は撮影や気になるものがあっても

ココロを鬼にして? ノンストップでひたすら7号線を北上。

 

目指す「にかほ市」は夕陽を売りにしている温泉などがあるので、

本来であれば夕陽を見ながら温泉につかって…

などと目論んでいたのですが右に鳥海山、左に日本海を眺めつつ

どんどん低くなっていく太陽に、正直、私かなり焦っていました。

 

18時をまわったころ、やっと秋田県に突入も

日没まであと30分、この時点で温泉はスッパリあきらめました(涙)

買い出しもスーパーを今から探すのは無理なので

7号沿いのコンビニに文字通りピットイン&自己最速で買い出し。

 

そして18時半、やっとのこと目的の地に到着。

飛びのくずれキャンプ場

07 18時半 夕日間に合った!

日没10分前、ギリギリです♪

とりあえず、さっき買ったばかりのビールでまずは夕陽に乾杯!

 

残念ながら丘の上の芝生サイトはもう一杯だったので

到着したまさにソコ、この防波堤の内側にテントを設営。

07 19時 テント設営完了

これ以上携帯の電池を消耗しないよう

コンビニ飯&チューハイで食事を済ませ、早めに就寝…

温泉はいりたかったなぁ。。

 

 

◆東北帰省キャンプツー3日目 8月13日(火)◆

 

01 5時 飛びのくずれ1

翌朝、5時。

海沿いですがサスガ東北、朝は涼しく爽やかな目覚め♪

 

湘南の寝苦しかった海沿いキャンプとは大違い(爆)、

また前日グルキャンで夜遅かったのもあってか、とてもよく眠れました。

01 5時 飛びのくずれ2

僕のテントの奥には誰も幕営しておらず、見えている先が一番奥です。

右手に見える小高い丘を登ると…

01 5時 飛びのくずれ3

日本海 オーシャンビュー!

海面から10m位ですが風が心地イイです。

で、さらに右手を見ると…

01 5時 飛びのくずれ4

あまり広くはありませんが平らな芝生サイトがあります。

丘の上まで車両は上がって来れませんので

荷物を人力で上げた人だけが快適サイトを利用できる、というわけですね。

その際に登ってくる坂道方面を見ると…

01 5時半 飛びのくずれ5

ほんのりと明るくなり始めた穏やかな日本海。

 

よく晴れた日に沈む夕陽を見ながらビールで乾杯、

なんて出来そうな最高の場所です♪

写真には写っていませんが左手の奥には鳥海山も見えます。

水道やトイレも完備の無料キャンプ場。

神奈川でも近くにこういうところがあったらなぁ、と

ココロから思います…

 

昨日出来なかったサイト散策を終え、テントの前で朝のうどん。

01 5時半 飛びのくずれ6

防波堤内にはたまにフナムシがちょろちょろしてますが、

関東近辺で見るフナムシより心なしか小さく遠慮がちで

遠くからこちらの様子を ジーッ とうかがう、というカンジ。

テント内や食べ物に入ってこなきゃ許します(笑)

 

ライダーとは朝が早い生き物で

うどんを食べている間にも他のライダーたちはどんどん出発していきます。

私も今日は青森の実家で墓参りに行くため夕方16時ごろまでに約300kmほど移動します。

すばやくパッキングして6時すぎに出発。

 

海岸線沿いには大小様々の風力発電用風車がたちならび

独特な景観がずっと続きます。

01 6時半 飛びのくずれ7

この旅で、

というより私のキャンプ時の装備は写真の

RR5612 AQA DRY カーゴ 50ℓ と

RR9402 AQA DRY ライドパック 20ℓ

の2つで完結するようにしています。

 

両方ともバイクに取付するためのゴムコードが付属しており、

個人的には別売のネット類は使わずに付属のコードだけで

安定積載することを目標としています。

 

ポイントはRR5612の付属コードを前後方向にクロスさせているだけではなく、

見えにくいですが左右方向にもずれない様に

RR9402の付属コードを通して補強していること。

 

ちょうどキャリアの上で6~8方向からコードをかけ

バッグを包み込むようにすることでネットなしでも

安定させることができます。

 

「荷物と積載はできるだけシンプルに軽くしたい」

「盛る」ではなく「削ぐ」

 

どこまで荷物を削り軽量化できるのか。

ある意味これはバイク乗りの本能というか

特性のように思うのは僕だけでしょうか?

 

さて、ハナシ戻ります。

昨日入れなかった「温泉」をどこかで入ろうと

途中の道の駅など覗くのですが朝早いとどこもやってません。

仕方なく快調に?7号線を北上します。

 

秋田市から少しだけ男鹿半島の付け根に向かい

男鹿総合観光案内所へ。

02 9時 男鹿なまはげ

せっかくの秋田ですし、ベタですがやはり押さえたい巨大なまはげ像。

「天気も良くなってきたし、男鹿半島まわっちゃう?」

という欲望がムクムクと湧き上がります。

 

しかし、過去の経験上、

秋田の海沿いから山間部をとおって青森に抜けるのは、

距離的にも時間的にも意外にかかるということを知っているので先を急ぎます。

02 9時半 あきたこまちと寒風山

なので向こうに見える寒風山からの眺めも

「今日はくっきり見えて最高だろうなぁ」

などと後ろ髪をひかれつつも、

大潟村のどこまでもつづく田園まっすぐ道路を先へと急ぎます。

 

今回のキャンプツーリングで使っていたグローブは

RR8423 ターマックエアグローブ

ベンチレーションとプロテクションを兼ねたパッド類が

無骨な漢の夏のソロキャンツーにベストマッチ♪

 

メーカーの人間としては本来の用途以外での使用はおススメはしませんが、

掌が丈夫な本革なのでまだ熱いスキレットを持ったり

小枝をノコギリでカットする作業にも使ったりと大活躍でした(汗)

※あくまでもコレは自己責任ですからっ↑

 

大潟村からもう一度能代へと延びる7号線にもどる道端で

ド派手なエプロンをつけたおばさん出現!

これが秋田に来たら必ず体験すべき

「ババヘラアイス」

03 10時 ババヘラ出現

ババ(おばさん)がヘラで盛るからババヘラ。

夏の秋田県の国道沿いにはいたるところにいるのですが

今回はお盆期間だからなのか3人しか見ませんでした。

03 10時 ババヘラ名人芸

暑いなか道端で食べるジェラート状のアイスがさっぱりとウマい!

このおばさんのバラ盛はなかなかの名人芸でした♪

 

ババヘラでさっぱりした後は

7号線をたどるように内陸の大館方面へ。

7号線はここから北に青森県の弘前方面へ延びますが

実家の三戸は東で太平洋側方面なので103号へ。

 

北東北の人以外にはわかりにくいかもしれませんが

7号線は旧津軽藩のエリアを走っていて

太平洋側の旧南部藩エリアの4号線に出るためには

この103号やその先の104号というのは

ちょうど文化圏が変わる、そんな境目の道路になります。

 

北東北を横断する103号は

途中十和田ICで東北自動車道と交差します。

そこから少し進むと新国立競技場をデザインした

建築家 隈研吾さんデザインの 道の駅おおゆ があります。

03 13時半 道の駅おおゆ

広い駐車場と足湯などがあり地元のハーレーチームが

大勢でランチタイムを楽しんでいました。

 

ここから先の山間部を抜けて青森県に入る104号は

人家も少なく冬には雪が多くて通行困難な道となります。

真夏の昼間は木洩れ日の中を快適に走れる気持ちのいい道ですが

真っ暗になる夜はクマをはじめ野生動物の世界。

無用な長居は避けたいエリアです。

 

ヘアピンカーブの続く山道を下って

ニンニクで有名な田子町の市街地に入ると

地元に戻って来たなぁ、という気になります。

 

そこから少し進み15時ごろ我が実家のある三戸町に到着。

04 15時 道の駅さんのへ

すっかり、温泉入りそびれましたが

実家でシャワーを浴びたあと16時、今回の帰省のメイン目的の墓参りへ。

04 16時 墓参り

先祖代々の御霊へご挨拶…

そして実家に戻り玄関先で迎え火を焚きます。

04 17時半 迎え火

北海道の親戚から届いたご当地ビールを飲みつつ迎え火を焚き

あぁ、実家に帰ってきたんだなぁと、

セローで東北帰省キャンプツーの往路完結

しみじみと感じていたラフ広報 セキネ なのでした。

 

次回はいよいよ後編

地元さんのへの猫めぐり散策&

南蔵王雲上キャンプ場と雨の帰省キャンツーラストランの巻です。

 

 

Go-for-ride

 

 

2019年 08月 21日 (水)

「セローで東北帰省キャンプツーリング」前編  奥只見 銀山平キャンプ場でグルキャン満喫からの、にかほ市の幕営地へ。。。日没に間に合うのか???

 

みなさま、こんにちは。

 

前回の公式ブログをうけて出先から

公式ツイッターでほぼリアルタイム発信していたので

すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、

私、ラフ広報 セキネ、

この夏は日本海周りで青森の実家へ

「セローで東北帰省キャンプツーリング」

しておりました♪

 

当ブログでは

その時ツイッターでお伝えしきれなかったところを

もう少し詳しく日記形式でお伝えしていきます。

初日のグループキャンプの様子は

横浜店店長 高山のブログ もご覧ください。

 

前、中、後編の全3回を予定しておりますので

お付き合いのほど、よろしくお願いします m(_  _ )m

 

 

◆東北帰省キャンプツー1日目 8月11日(日)◆

 

数日前に発生してやや西寄りに進路をとった

台風10号の影響を心配しつつ、

朝7時ちょい過ぎに鎌倉の自宅を出発。

 

今日の幕営地は新潟県魚沼市の奥只見 銀山平キャンプ場

例によっていつものようにラフロキャンプ部(通称スナフキン部)の活動は

途中合流せずに 「現地付近で集合」 が基本。

メンバーの中には予約も取らず飛び込みが基本、というツワモノもいますが

心配性な私はもちろん、フリーサイト予約済です(汗)

 

久々のロングキャンプツーにハヤる心をなだめつつ

圏央道の西の端、茅ヶ崎JCT手前の藤沢バイパスより高速へイン。

晴れていれば左手に富士山が見え、さらにテンションが上がるものの

その日はうす曇りで富士山は見えず。

 

とはいえ目指す関越道方面は晴れ間が期待できるため

粛々とアクセルを一定開度に保ちながら前進…

 

途中、中央道合流の八王子JCTあたりで

けっこうな渋滞にハマりそこは慌てず騒がずやり過ごしたのですが

その先の関越道合流地点も渋滞していたのには

出発をもっと早めればよかったと軽く後悔(涙)

 

たまらず上里SAで小休止。

熱中症が怖いので水分はコマメに補給します。

一緒に北上するバイクもまだまだ多いですね~♪

01 10時 上里SA

 

トリッカー時代にはタンクが小さく120㎞走ったら不安で

関越道に入ってすぐの高坂SAで必ず一回目の給油でした。

セローは250㎞くらいまでは余裕で、今回はだいぶ先の赤城高原SAで初給油でした♪

02 11時 赤城高原SA

バイクもけっこう走っているのですが皆さん荷物をほとんど積んでいません。

おそらく日帰りツーを楽しんでいる、といった感じですかね。

沼田ICを過ぎるとバイクはグッと減ります。

ここから皆さん日光や草津方面へ行かれるのでしょうか。

 

給油後は引き続き関越道をどんどん北上し、

長い長い関越トンネルを抜け新潟に入ると

GALA湯沢などのスキーリゾートを横目に見ながら

山間部から平野部へと一気に下っていきます。

 

南魚沼市に入るとあたりは一面の水田地帯、

「義と愛の武将、直江兼続の生誕地」 という看板や

「雪国まいたけ工場」 などを左に見つつ

改めて「新潟の夏ってそういえば暑かった!」ということを再認識。

 

大和PAにて、水分だけではなく塩分補給をせねば。。と

途中で見てきた「雪国まいたけ」に影響されつつ

「雪国まいたけ天ぷらそば」 を注文。

暑いときに食べる熱いソバもなかなかアリでした♪

03 13時 大和PA

食後、すぐ次の小出ICで関越道を降り、

そこからの峠道に備え二度目の給油とキャンプの買い出しへ。

 

このあたりで今日の他のメンバーの動向が気になりLINEやら電話するも

みな、気ままなスナフキンたちなのでもちろん連絡はつきません(爆)

買い出しを終え、峠道へ曲がる直前で

Ninja1000の物流部 K君SV650Sの営業部 Sさん とすれ違いましたが

峠走行のペースがセローとは違うので先行して現地へ向かうことに。

 

空は快晴、これぞ 「ニッポンの正しい夏」 というような風景♪

これから始まる夏休みに胸がワクワクです。

04 14時半 魚沼田園風景

 

そこからバイクは奥只見シルバーラインを通れないので

352号のつづら折れワインディングを約15キロほどクネクネと堪能。

ちなみに352号はそれほど道幅があるわけではないのですが

ハイカーやチャリダー、対向車もそこそこあるので通行の際は要注意で。

05 15時 R352峠道1

05 15時 R352峠道2

 

麓の小出市街から撮影しながら約40分後、

15時半ごろ今日の幕営地 銀山平キャンプ場 に到着♪

奥に見える谷あいには万年雪も見えます。

06 15時半 銀山平到着

 

受付をすませ、数カ所に広がるフリーサイトの中から

ファミリーキャンパーの少ない川沿いのサイトをセレクト。

テントの前室から絶景独り占めです♡

07 16時 テント設営完了

 

暑い一日、約300kmの高速、峠道走行の足元を

タフに快適にささえてくれたのは発売されたばかりの

RR5829 ラフエアスルーRDスニーカー

バイクに普段使いにと大活躍のアイテム♪

08 16時 RR5829

サイド部分に大きくメッシュ部分を確保することで

走りながら常にフレッシュな靴内環境を維持します。

シッカリとしたメッシュ素材を使っているので

メッシュシューズにありがちなヤワな頼りなさもなく、

汗かきな自分としては季節問わず使いたいと思う1足です。

 

16時半ごろ、本日のメンバー全員が無事合流。

09 16時半 Ninja SV Serow

WR250Rの横浜店 高山店長 はなぜか

石だらけの河原にタープでベース基地作成中(笑)↓

09 16時半 メンバー勢揃い

09 16時半 トンボ

ひとり川の中で涼んでいたのですが、みんなのテント設営を待ちきれず

川の水でよく冷えたご当地ビールでフライング乾杯!

09 16時半 待ちきれず乾杯

ほどなくして高山ベースも完成、乾杯&お疲れさまです!

09 17時 高山ベース完成

18時ごろ敷地内の温泉「かもしかの湯」から戻り

買い出ししたお気に入りの食材を各自調理…

 

その日は豚バラのカレー煮を作ったのですが

残念ながら調理したモノを撮影する余裕が昔からなく

ウマいものは出来たそばからすぐに胃の中へ。

このあたり、Z馬鹿の佐々木君を見習わなくては(汗)

 

普段からヒトリキャンプで

コンパクトな荷造りを心がけている自分としては

ヘッドランプやランタンは持たず、日没までに調理、食事を終わらせます。

 

日没後は集めた流木や小枝類を細かくカットしながら

軽めの酒をチビチビ飲みつつ

コントロールできる範囲の大きさで焚火を楽しみます。

10 20時半 タキビとウイスキー

その際に必要なのは30年以上愛用している

ビクトリノックスのマルチツールナイフ

SOTOのテトラヘキサ

そしてアルミトレイと自作火吹き棒。

 

その夜は高山店長のモーラーナイフ談義やクセの強い子供のころの話、

それに負けないぐらいアクの強かったK君の学生時代の話などで盛り上がり

空にはきれいな月が出て、いつもより長く焚き火を楽しみました。

10 20時 奥只見の月夜

 

 

 

◆東北帰省キャンプツー2日目 8月12日(月)◆

 

01 5時 奥只見朝もや

翌朝 5時 少し前。

すぐそばの奥只見湖から幻想的な朝もやが立ち上っています。

高山店長がシュラフやらシートやらを干し始める音で目覚めました。

01 5時 テントサイト

02 6時半 自慢の絶版シュラフ

今日も暑くなりそうです。

各メンバーは自分のペースで撤収作業をすすめ

次の自分たちの目的に向かって現地解散。

 

この日は新潟、山形をこえ秋田のにかほ市まで約320㎞北上予定の私、

みんなよりひと足早く、まぶしい朝日のなか出発。

03 7時 出撃です

厳しい日差しを避けるため今回のツーリングで着用したのは

RR7339 エアスルーメッシュパーカー

個人的にはダイアゴナルシルバーがお気に入りです♪

RR7339 エアスルーメッシュパーカー DIAGONAL SILVER

このメッシュパーカーは胸ポケットや肩、脇部分に

同じ柄の生地を使ったハイブリットタイプメッシュジャケット。

03 7時 RR7339胸ポケット

使い勝手のいい胸ポケットには高速券や

よく使うカード類など入れました。

 

そして秀逸なのが襟部分の裏側に

吸汗速乾クールマックス(黒いメッシュ素材)を使用し、

襟のエッジ部分を肌あたりの良いネオプレンで巻いてあること。

03 7時 RR7339襟

汗もすぐに乾き、夏の日焼けした肌にメッシュ生地の硬い部分が直接あたるのを緩和する…

細かい事ですがこういう 「気配り」 が実際使ってみるとありがたい♪

ライダーが感じるこういう余計なストレスを減らすことが

長く使える旅具としての条件ですよね。

 

みなに別れを告げ

ひとりでさわやかな朝の峠を下山しつつ、

途中からの絶景をツイート拡散。

03 7時半 352号峠雲海?

今回ほぼリアルタイム発信していて気が付いたのは

WIFIがないところからの画像発信は携帯の電池消耗が激しいということ。

なにをいまさら、というかもしれませんが

普段なら丸2日くらいは電池が持つような私、

もちろんモバイルバッテリーなど持ち合わせておらず、

この旅で携帯の電源確保が必須ということを初めて認識。

 

実は下山途中に電池がゼロになり途中の

公園事務所で30%まで充電させてもらうため30分ちかく無駄にステイ。

その間にK君やらSさんに追い抜かれ(←この人たち、もちろん私に気付かない。。)

平野部まで下りて来て新潟県を縦断中も常に電池残量を気にしていました(爆)

意図せずしてまるで出川哲郎の充電旅状態です(汗)

04 10時 見附のキャプテンスタッグ工場付近

そんな時に限っていい景色が続いたりして。。(悩)

 

お昼ごろ、たまらず新潟駅方面へ行き

ちょっと良さげなカフェで充電させてもらいつつランチタイム。

ここでまた2時間近く無駄な時間を過ごした後、

フル充電されて復活した私、やっとの思いで7号バイパスへ復帰し北上開始。

 

道の駅の発祥の地といわれる

新潟市の端っこ道の駅 豊栄についた時には

すでに14時半を回っていました(汗)

05 14時半 道の駅 豊栄

しかし、新潟県は本当に長い県。

いつまで走ってもずっと続きます。。

しかも7号線は思ったより内陸を通っていていまだに日本海ともご対面していません。

 

山形との県境、

村上市勝木あたりでやっと日本海が見えました!

沖合にはうっすら粟島が見えます♪

06 16時 やっと日本海、まだ新潟!

そのとき時刻はすでに16時。

果たして私、これから山形を抜け、

日没予定時刻 (18時39分) までに本日の幕営目的地、

秋田県にかほ市の飛びのくずれキャンプ場まで行けるのでしょうか !?

 

中編につづく・・・

 

Go-for-ride

 

2019年 05月 14日 (火)

セローで行く春の掛川フットサル & 大井川ソロキャンプ で Go for RIDE to enjoy! そしてラフロジャケットの特徴的機能 「フロントVベント」誕生秘話

 

皆さまこんにちは。

 

先週は欧州チャンピオンズリーグ準決勝、

白熱しましたね~。

2夜連続で2ndレグでの奇跡の大逆転 により

決勝は6月2日、午前4時から

リバプール対トッテナムのイングランド勢対決に。

 

勝ち進んだチームのフレッシュな顔ぶれもさることながら

不可能と言われた大逆転勝利を連日見せつけられたことで

改めてサッカーに「絶対」はない、

監督やエースのメンバーへのコミュニケーションが

充実していたからこそ実現した当然の結果だった

と認識を新たにした ラフ広報 セキネ です。

 

さてさて、

GW中に世の中は令和にかわり、

新緑のまぶしいベストツーリングシーズンへ突入!

Touring season

 

私、このGWは昨年に続き

大学時代のサッカー仲間と掛川のフットサル大会へエントリー。

そして今回は万障繰り合わせの上、

そのあとヒトリキャンプも楽しんでまいりました♪

 

Go for RIDE to enjoy !

 

 

昨年はトリッカーでしたが

今年はセロー自走で会場へ向かいます。

KomakadoPA

FujikawaSA

大会当日の3日は今年も快晴!

富士山もバッチリ見えてテンション高め♪

 

朝6時前に鎌倉を出発し約束の9時半掛川、つま恋の会場到着。

Tsumagoi S gate

昨年は RR9402 AQA DRY ライドパック だけで参加しましたが

今年はキャンプ道具持参なので RR5612 AQA DRY カーゴ も積載。

サッカー道具があるのでキャンプイスは今回もナシ。

11月の三戸浜ソロキャンプ 同様、地べたスタイルです。

 

Futsal

肝心の大会は1勝2敗1分けのグループ3位という微妙な結果に。。

メンバーが全員46歳以上なのにオープンクラスはそろそろ厳しいですかね(汗)

 

とはいえ、サッカーに「絶対」はないわけで(笑)

まだ、1 勝出来るうちはオーバー35 参加はやめよう、

とお互いに確認しつつ夜はうまい酒で乾杯。

 

明けて翌日4日も朝から快晴!

Makinohara

 

GWなのですが敢えて予約をとらずに以前から気になっていた

大井川沿いの くのわき親水公園キャンプ場 にアタックしてみます。

Ooikawa

静岡の中部は5月でも日中はだいぶ暑くなります。

着用していった RR7241 ラフパーカー

両腕と両脇のベンチレーションを全開にしつつ

爽やかな5月の風を感じながら

川沿いの快適なワインディングを満喫。

RR7241 ラフパーカー イメージ

 

飛び込みで行ったにもかかわらず、

くのわき親水公園キャンプ場では

やさしいおばさんが快く受け入れてくれたので

無事、本日の野営地を確保!

バイク1台1泊で1400円でした。

Kunowaki camp site

芝生と木陰が気持ちいい♪

 

湿度も低く快晴だったので、

ちょっと薄着で大井川上流方面に買い出しがてら散策へ。

荷物をほとんどテントにおいて軽装で走り出したのですが…

Ooikawa 2

10分くらい走ったところで突然の雷鳴と雨雲がっ!

レインスーツをテントにおいてきたのでびしょ濡れになり、

山の天気は変わりやすいことを身をもって知るハメに(涙)

 

急ぎ買い出しして、

キャンプ場まで戻ってテントにこもります…

Drink time

前室に濡れモノを脱ぎ捨てテント内で乾杯!

外は激しい豪雨ですが寝袋に入りつつ飲みつつ至福のお昼寝タイム。。

ヒトリキャンプってやっぱり自由でいいですね~。

 

ほどなくしてまわりが静かになったので外に出てみると…

Suibotsu

局地的に降った激しい雨でテントのすぐ後ろの通路が水浸し(汗)

昼寝中に水没しなくてよかった。。

 

雨でバイクが濡れたので、

せっかくならと綺麗に拭き上げていると

西の空にはキレイな夕日が♪

生きててヨカッタ。。そんな気持ちになりました。

Sunset

日が陰るとあたりは少し肌寒くなります。

5月のキャンプはこの気温日格差をどう攻略するか。

まずはてっとり早く鍋&酒、ですね(笑)

Konabecchi

そして、陽が暮れたらおひとり様チビッコ焚火。

道中で拾った松ぼっくりをチマチマくべながら

チビチビ飲んでる時がホント幸せです~。

Takibi

 

そして翌朝。

6時半ごろ太陽が山影から顔を出しました♪

Sunrise

前日、道の駅で買った 「令和まんじゅう」 とコーヒーで朝食。

時代の変化をかみしめます(笑)

Breakfast

その後素早くパッキングして8時半にはチェックアウト。

途中で家族へのお土産も忘れずに入手し、

しっかりとヒトリキャンプを満喫してきました♪

Omiyage

 

前述のとおり、5月のキャンプやツーリングでは

気温の日格差の克服や、

ライディング時とそれ以外の時にジャケット内をどう快適に保つか、

ということが大切になってきます。

 

こんな時には

「ベンチレーションに特化したライディングジャケット」

を着ていくことで問題が解決

 

背中、腕、肩、脇などに配置されたベンチレーションで

吸気と排気をうまくコントロールし

ライディング時やバイクを降りたあとはもちろん、

キャンプ場滞在時なども快適にすごせます。

 

そしてこれは積載の限られたバイク旅での

荷物を減らすことにもつながります。

 

なかでもジャケットの前面から

大量のフレッシュエアを導入できる

「フロントVベント」

は非常に特徴的でわかりやすい機能。

RR7226ベンチレーション

メインファスナー横に収納されているメッシュ下前立てを広げ

ファスナーを普通に閉じるだけで

メッシュジャケットに匹敵する快適さが実現します♪

 

▽ 動画 BM神原の「フロントVベントのご紹介!!」 ▽

 

「ライディングジャケットって、暑い時ってどうしてます?」

「まずフロントファスナーあけるでしょ!

でも開けっ放しだとバタつくし危ないじゃん?」

「んー、ではこういう機能はどうでしょう?」

 

こんなライダーとのやり取りから  2003年 に生まれたのがこの

「フロントVベント」

V-vent

※2003年春夏カタログより

 

メッシュジャケットが活躍する真夏直前のこの時期や

朝夕が肌寒くなる秋口の何を着たらいいのか難しい時期の

ライディングジャケットとしてフロントVベント付ジャケット、おススメです。

 

フロントVベント搭載現行モデル

RR7003 ZLトリプルレイヤーツーリングジャケット

RR7102 ゴアテックスSSFツアラージャケットFP

RR7104 ゴアテックスSSFライディングジャケットFP

RR7226 ライディングジャケット

RA5031 ベンテッドライディングレザージャケット

RA5032 ベンテッドシングルレザージャケット

 

以上、キャンプ時のさらなる荷物小型化をめざし

新型ソロテント導入を 画策中の

ラフ広報 セキネ がお伝えしました。

 

 

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