「セローで東北帰省キャンプツーリング」後編 地元「さんのへ」11ぴきのねこ探しと南蔵王の雲上キャンプ場、台風の雨に捕まった最終移動日の巻
みなさま、こんにちは。
帰省キャンプツーから帰り10日ほどたちましたが
いまだちょっと休みボケ? なラフ広報 セキネ です(汗)
それでは、お付き合いよろしくお願いします。
◆東北帰省キャンプツー4日目 8月14日(水)◆
東北の太平洋側特有のヤマセの影響もあり
朝から涼しい気候のなか
ひさびさに 「布団」 でぐっすり眠れた実家滞在。
遠望するは地元のアイコン、名久井岳↓
独身時代以来、約17年ぶり?のバイク帰省、
せっかくなので給油がてら地元「三戸町」の散策をしました。
町の公式HPのリンク先にもあるとおり三戸町は
絵本作家 馬場のぼる さんの生誕地で
代表作の「11ぴきのねこ」シリーズを町興しのシンボルとしています。
近年町のアチコチに ねこたちの石像 が増えているので
いったいどれくらいあるのかセローで実走し調べてみました。
まずは馬場のぼるさんの生家付近にいるリーダーのとらねこ大将。
そして病院前のトンボねこ。
小学校前の挨拶ねこ。
町役場前のおもてなしねこ。
バス停でバスを待つ読書ねこ。
ちなみに読んでる本の中身は…サカナ(笑)
そして商工会の前のにっこりねこ。
別の公園にあるのは登場キャラ、馬のあおさんと話すねこも
地元の子供たちに人気です(笑)
図書館前でねそべってさかなの本を読むねこ。
そして道の駅さんのへでたい焼きをたべるねこ。
2019年8月現在 9 体あり、残り2体も今年度中に追加登場予定だとか。
また、エリア内を走る南部バスのなかにはレアな11ぴきねこのバスも。
見たり、乗れたりしたらちょっとラッキーな気分に♪
お近くの方やマニアックなねこ好きの方は是非ねこ探しにいらいしてください♡
そして、歴史・戦国時代マニアの方にも
ここ三戸は南部藩発祥の地とされ、ゆかりの名所が多数あります。
↓昭文社 ツーリングマップルR 2019年版 東北より
その代表格は盆地状の町のど真ん中にそびえる天然の要塞であった三戸城址
歴史的にも重要なところですが、春、GWごろの桜は見応えありです。
その他、この地域のソウルフードである「串餅」や「きんか餅」も地元でしか食べられないので
メジャーな南部せんべいに負けず劣らずおススメです♪
その日は地元の友人にあったり
家族とゆっくりとおいしい夕飯をたべ、翌日の出発に備えました。
それにしても、実家に帰ると涼しくて
いくらでも寝れちゃうのはなぜでしょう。。?
◆東北帰省キャンプツー5日目 8月15日(木)◆
実家に2泊の駆け足滞在の後、
「セローで東北帰省キャンプツー」も復路スタート!
直線距離で片道約750㎞あるためなのか
都会時間と田舎時間はいろいろ違うと思っています。
そしてこの長い移動時間が昔から、自分的には
田舎モードから都会モードへ戻る通過儀礼のように感じていました。
気持ち的には地方から都会へ 「勝負」 に行くというカンジです。
三戸を出るといつもは最寄りの
八戸自動車道一戸ICからすぐに高速に乗るのですが
せっかくのバイク、しかもその日は320㎞程度の移動なので
岩手県の盛岡手前までは一般道の4号線で南下します。
こちらは「戸めぐりツーリング&フォトコン」でもおなじみの
二戸市、男神岩付近。
お隣の岩手県は多くの政治家、そして歌人を輩出しています。
関連施設を巡るのもまた楽しいツーリングかと思います♪
そして、岩手県もまた広いのでモタモタしていると
どんどん時間が無くなります(汗)
お昼ごろ実家から約100㎞、
盛岡の手前の滝沢ICより東北道に入ります。
雲行きは怪しいですが、まだ何とか台風の影響も受けず、
奇跡的に? 雨知らずでここまで旅しています。
何とか岩手県を走り切り、宮城県に入ると気温がグッと高くなります。
セミの声も復活して、涼しかった青森が懐かしく感じます。。
そして大都会の仙台を過ぎ、16時過ぎに白石ICで一般道へ。
ご覧のようにやって来た方向は快晴!
ですが今むかっている本日の幕営地、南蔵王のグリーンパーク不忘は
どうやら雲の中のようです…
土地勘のないエリアや時間が押している時ほど
買い出しはなるべく早めに済ませるべし
今回はこのキャンプの鉄則をすっかり忘れ、
宮城県ぐらい都会だったら途中の温泉街でも買い出しできるでしょう!
と油断していました。。
田園地帯を抜け山岳地帯との境目にあった鎌先温泉は
古くから切り傷に効くことで有名な温泉街ではあるものの
買い出しには適しておらず、そこから寂しい山道を
夕闇迫るなか約20分以上はしり幕営地に到着。。
キャンプ場の受付のおじさんに聞くと
やはり白石市に片道30分かけて戻るしか
買い出しは出来ないようで(爆)
大急ぎでテントサイトを決定し、
今回の帰省で親父にもらった25年以上前の
ダンロップの伝説のテント R207 を超ハヤワザで組み立て
往復1時間かけて白石市に買い出しに戻ったのは言うまでもありません(涙)
サイト自体は高原にあることと雲の上にあるので非常に涼しく
貸切シャワースペースなどでは携帯充電も出来るため
買い出ししてさえいれば(←自分が悪いんですが)
静かに引きこもれるのでなかなか快適なキャンプ場でした♪
寝る前には曇っていた空の晴れ間から月が見えました。
静かで幻想的な雰囲気の中ゆっくり眠れました…
◆東北帰省キャンプツー6日目 8月16日(金)◆
この帰省キャンツーも最終日の朝5時。
見事な朝日が木々の間から見えます。
山間部でキャンプしているとわかってくるのですが
「朝焼けがキレイな日ほど天気は下り坂になる」
実際、テント撤収し6時ごろ出発するときには雲がそこかしこから発生…
こうなったら雨が降る前に少しでも先へ急ぎましょう。
前日同様30分かけて白石ICまでもどり、東北道に乗ります。
7時、福島県にはいり国見SAで
そろそろ雲行きが怪しいので一旦朝ソバタイム。
山菜そばが朝からあったかくておいし~
食後、外に出ると雨がポツポツ…
ついに雨雲に捕まりましたね。
慌てず騒がず、バッグパックから
RR5232 コンパクトレインスーツ を取り出し装着。
今回はメッシュジャケットとおそろいの新色ダイアゴナルシルバーを
新調してきましたので雨でも余裕です♪ フフッ…
が、しかしそこから福島を過ぎ、栃木に入り、
群馬に入っても雨は止みませんでした。
関東圏にはいるとバイクがグンと増えます。
皆さん雨なのでコマメに休みを取っているようでした。
新品レインスーツのおかげで快適なのですが
天気が悪いと気分的に多少滅入ります。
人気の羽生PAも雨で人出がまばらでした。。
埼玉県の東北道最後のSA、
蓮田SAは7月末に移転オープンしキレイになっていました。
ちょうどここで雨雲を抜けたのでレインスーツをしまい、
身軽になって最後の首都高湾岸線へ。
13時ちょっと前、ホームタウンでもある横浜、大黒PAに到着。
14時過ぎに鎌倉の自宅に無事到着し
全行程約1620㎞、6日にわたる
セローで東北帰省キャンプツーリング
が終了しました。
最後に、この場を借りてツイッターに いいね! や
レスをいただいたみなさまへお礼申し上げます。
各種イベント現場からもリアルタイム発信していきますのでお楽しみに♪
以上、つい先日たまらずキャンプ場でも使えそうな
LEDライト付モバイルバッテリーを入手した
ラフ広報 セキネ がお伝えしました。